母親を見捨てる
私が22歳の頃のことです
その時、私は岐阜で借金返済に追われる日々
ある日母親から1本の電話が
「 お金貸してくれないかい? 200万 」
もちろん、そんな大金を持ってる訳もなく
「 そんなお金持ってないよ 」
母親は続ける
「 あんたいくら稼いでるの? 」
「 誰か貸してくれる人はいないの? 」
母親は私に借金しろと言ってるの?
頭の中が真っ白になる
( この人は何を言ってるんだろう・・・ )
そこで母親の彼氏が電話を代わる
「 お母さんから聞いたと思うけど、お金どうにかならないかい? 」
会った事もない、初めて会話する男性
話もしたくなかったので
「 無理です! 」
あきらめた母親が電話を切る最後の一言は
「 私が育て方を間違えたわ 」
それまでにも度々、少額のお金を貸したりはしていたが、200万なんて大金ははじめてでした。
( お母さん、無理だよ・・・ )
私のお母さんってこんな人だったかな?
それとも男で変わってしまったのか・・・
その後も早朝に
「 〇〇さんの娘さんですよね? 」
借金取りから電話が・・・