その日から、私は組長さんの女になっていました。
当時、北海道のヤクザ屋さんは何かの事件をきっかけに、ちょっと危ない雰囲気に・・・
組長さんがお店に来る時は、お店のビルの入り口からお店まで、転々と若い子が配置されていました。
( 物々しい雰囲気だな〜 怖い〜)
組長さんは私と会うために、ススキノの中にマンションの1室を借りていました。
そのマンションにもエントランスから部屋まで、若い子が配置されていました。
組長さんに会う時にはいつも若い子が迎えに来てくれるのですが、自分の部屋を降りて下に行くと・・・
真っ緑! バッタ色のキャデラックが・・・
( マジか〜! 趣味悪くない? )
「 姐さん、どうぞ 」
若い子がドアを開けてエスコートしてくれます。正直、周りの目もあるので、私はタクシーで行きたかった・・・
そんな組長さんには悩みがありました。
組長さんには2人の息子さんがいたのですが、次男がアニメオタクで困ってるとの事、
なんのアドバイスも出来ず、すみませんでした。
( 好きな事やらせてあげて〜 )
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