私が年長さんの時でした。
2階の子供部屋で寝てたときに、私は夜中にトイレに行きたくなり、1階に降りました。
トイレに行ったあとに、玄関の前を通りかかったところ、玄関に数年前に亡くなったはずの、母方のおばあちゃんがいたのです。
おばあちゃんは生前から自分の娘(私の母親)が暴力を振るわれていることを非常に心配していました。
「みんなは元気?」
おばあちゃんは私に聞きました。
「元気だよ」
私は答えました。
それだけのやり取りをして、おばあちゃんは玄関のドアの方に向かいました。
そしてなんとドアをすり抜けて行ってしまったのです。
そのあとの記憶が残っていないのですが・・・母によると私は玄関マットの上で寝ていたそうです。
とても不思議な体験でしたが、おばあちゃんが私たち家族を心配して来てくれたんじゃないかなと思っています。